せどり転売のリスクについて、詳しく解説している記事は少ないです。
ここでは、デメリットも隠さず解説したいと思います。
メリット・デメリット両方を把握した上で、取り組むか判断してください!
何かを得ることは、何かを失うことにも繋がります。
十分に判断できるよう判断材料を、この記事で揃えました。
その具材を元に、自分自身の頭で調理し、どう活かすかはあなた次第です。
せどり転売のリスクとは?
せどり転売のリスクとして、下記の3つが挙げられます。
リスク
- ある程度の資金が必要
- 不良在庫を抱える可能性がある
- 労働時間が必要
これらについて、それぞれ解説していきます。
せどり転売のリスク-1:ある程度の資金が必要
せどり転売をする上で、仕入れは避けては通れません。
当然、仕入れに使用する資金が必要になります。
目指す売上高に見合っただけの資金が必要です。
仕入資金が少ない場合は、中古せどり転売をおすすめしています。
仕入れ資金が少ない場合は、中古せどり転売がオススメ
ハードオフやセカンドストリートなどのリサイクルショップで中古商品を仕入れます。
新品商品を扱うのと比べて少額の資金で運用することが出来ます。
10万円の仕入資金があれば、5万円は利益として残すことが可能です。
【中古せどり転売-運用モデル】
項目 | 数値 |
仕入額 | 100,000円・・・① |
売上額 | 240,000円・・・② |
粗利額 | 96,000円・・・③ |
経費額 | 40,000円・・・④ |
利益額 | 56,000円・・・⑤ (③-④) |
利益率 | 23%・・・⑥ (⑤/②) |
※この数値は、僕が中古せどり転売を行った際の実際の数値を元に算出しています。
10万円を準備できない場合は、クレジットカードで決済し、
支払い日までに仕入れ資金を回収する方法もあります。
販売スピードを重視して、上の運用モデルより安く販売するため
利益額は大分目減りしますが、それなりに稼ぐことは可能です。
が、オススメしません。
回収できなかった時のリスクが大きすぎます。
せどり転売で融資を受けることも出来る
融資を受ける方法があります。
日本の融資に対する金利は、とても低く1%~3%程で融資を受けることができます。
僕も、700万円を年利2.3%で融資を受けることができています。
不用品を処分して仕入れ資金にする
自宅にある不良品を販売し資金を準備する方法もあります。
出品の練習になり、資金も準備でき、不良品も無くなるため一石三鳥でとてもお得です。
この際、仕事の邪魔になるものは売ってしまいましょう。
せどり転売のリスク-3:不良在庫を抱える恐れがある
せどり転売を行う場合、在庫を抱える必要があります。
僕の場合は、仕入れた商品を3カ月で全て販売します。
【在庫販売スピード】
期間 | 残在庫率 |
1カ月目 | 40% |
2カ月目 | 10% |
3カ月目 | 0% |
仕入れの時点で売れているものを購入するため、不良在庫になってしまうものは全体の数%です。
残った不良在庫は、安売りすることで現金化し、次の仕入れに繋げていきましょう。
せどり転売のリスク-3:労働時間が必要になる
仕入れを行ったあと、下の図の通り納品作業が必要になります。
副業で行う方は、休日に仕入れに行くことになります。
さらに、仕入れから帰ってきた後も納品作業が待っているんです。
中古品であれば清掃・写真撮影が発生しますので思った以上に労力が必要になります。
仕入れ1万円分につき、1時間程度と考えておいてください。
要するに、結構面倒くさいのがデメリットです。
仕入れ量が100万円を超えてくると、作業量が膨大になるため外注化が必要です。
外注化と聞いて難しく感じる方も多いと思いますが、
人を雇うことはそんなに難しくありません。
知人にお願いしてもいいですし、
クラウドワークスで梱包作業を依頼するとすぐに応募が有りますよ。
クラウドワークスとは
仕事を依頼したいクライアントと働き手を、オンラインでマッチングしてくれるサイトです。
梱包作業等の売上に貢献しない作業は外注化し、
あなたは自分にしかできない仕事をしていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、リスクについて解説しましたが、
前回のメリットの記事と併せて確認していただき、
せどり転売に挑戦するか判断いただければと思います。
「ちょっと、まだ不安です。」と思う方や、
「まだ、分からないことがある。」と思う方がいましたら、
お問い合わせから質問いただければ、いつでも答えさせていただきます。
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Amazonを使って販売するのが基本です。
まずは販売アカウントを登録しましょう。
この記事の通り操作すればカンタンに登録できますよ。
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