「ブックオフの仕入れは、オワコン」
「昔は仕入れられたけど、今は無理」
などと言われていますが、まだまだ仕入れられるジャンルです。
本せどり転売は、少ない資金で運用できます。
- 軍資金をなかなか準備できない方
- 初めてせどり転売をする方
リスクを抑えて運用できるので、オススメです!
ここでは、「本せどり転売のメリット・デメリット」について、解説していきます。
初心者に本せどり転売をオススメする理由
本せどり転売をオススメする理由が下記の3つあります。
初心者の方には、取り組みやすいジャンルになります。
オススメする理由
- 少ない資金で始められる
- 高利益率の商品が多い
- 仕入れしやすい
それぞれ、解説していきますね。
少ない資金で始められる
本せどり転売は、108円/冊から販売されています。
そのため、少ない資金から始められるのが最大のメリットですね。
ブックオフが取り扱っている商品のほとんどが100円~1,000円ほどの単価です。
必然的に仕入れ額が低くなりますよね。
仕入れ資金を多く準備できない方にオススメです。
高利益率の商品が多い
先ほど説明した通り、1商品あたり100円~1,000円で仕入れることができます。
そして、基本的に2,000円~3,000円で販売できます。
なので、利益率は、40%~50%になることが多いですね。
仕入資金を少なくでき、高利益率で回収できる。
キャッシュフローが良いジャンルなんです!
仕入れしやすい
ブックオフは、どこの店舗でも商品の価格を統一しています。
そのため、仕入れらる商品が見つかったら他店にも同じ商品を見つけて仕入れられます。
仕入れられる商品を蓄積していくほど、仕入れやすくなります。
また、本にはバーコードが付いているので検索スピードが速いです。
一日に物凄い量の本をリサーチできるので、何回も行うと検索する前に「どれが行ける」・「どれが行けない」が判断できるようになります。
そうなれば、検索能力が一段階上がり仕入れやすくなります。
また、トレンド商品などは、価格が改定されるのが遅いので、事前に目星をつけて仕入れることができます。
例えば、漫画の映画化などは、漫画本が価格が高騰するので重点的にリサーチをかけていきます。
初心者にオススメな本せどり転売のデメリットとは
ここまで、本せどり転売のいいところばかり説明してきましたが、デメリットに関しても説明してきますね。
本せどり転売では、以下のようなデメリットがあります。
デメリット
- 低単価商品が多い
- 保管スペースが必要
こちらも、それぞれ、解説していきますね。
低単価商品が多い
本は、販売単価が2,000円~3,000円ほどでしたね。
そのため、いくら高利益率だとしても高くて1,000円ぐらいしか利益がでません。
新品せどり転売だと、少ない利益でも在庫をあるだけ買い利益を最大化できます。
しかし、中古だと、在庫も少なく一日の利益額を上げることが難しくなります。
例えば、中古家電であれば、5,000円の利益を取れる商品を多く見つけることができます。
それが、本だと、5冊以上を仕入れないと中古家電と同じ利益額を出すこと難しいです。
そのため、1日の利益額を上げたいのなら、中古家電の方が軍配があがるのです。
せどり転売始めた頃は、少ない資本から始められる「本せどり転売」を運用し、慣れてきたら「家電せどり転売」にシフトするのが良いです。
ただし、本せどり転売を極めて月収80万を超えている方もいるので、自分に合った方法が一番取り組んだ方がいいですよ。
保管スペースが必要
本は、利益額が少ないため、多くの量を販売しなければなりません。
そのため、仕入れる量が多くなり、抱える在庫も多くなります。
ほとんどの本は、「自己発送」で送付します。
理由は、FBAを使用すると「Amazonへ納品するまでの送料」+「FBAからの送料」+「FBA手数料」がかかり割高になるからです。
そのため、仕入れた本は自宅で保管する必要が出てきます。
家の1部屋を保管スペースとして欲しいところですね。
また、漫画などは、全巻セットにして販売すると高く売れるので、全巻揃うまで保管する必要があります。
ただし、セット本にすると、商品サイズが大きくなるのでFBAへ納品した方が安くなります。
「自己発送」の商品は、不良在庫が溜まってくると保管スペースがドンドン埋まってきます。
そのため、どんなにロングテール商品でも、2~3カ月には売り切るように価格改定を行っていく必要があります。
本せどり転売の仕入れ先はブックオフで決まり
ブックオフは、全国に800店舗以上も展開している古本屋のチェーンで す。
あなたの住んでいる周りにもブックオフは出店していると思います。
一度は、利用した方も多いじゃないでしょうか?
チェーン店のいいところは、同じ仕入方法で他店舗にも展開できることです。
例えば、ブックオフは独自の価格データベースを使用し、どこの店舗でも販売価格が統一されています。そのため、仕入れできる商品が見つかったら、他店舗に在庫があれば、同じ価格で仕入れられます。
チェーン店は、作業をマニュアル化しどこの店舗でも同じサービスを提供できるようにしています。そのため、1つのチェーン店を攻略することで、同じ方法で他店舗に展開できるのがチェーン店のいいところになります。
ブックオフの特徴を把握しよう
ブックオフの特徴を把握することで、効率よく、お得に仕入れできるようになります。
価格データベース
ブックオフは、独自の価格データベースを持っています。
そのため、全国どこでも販売価格がほぼ統一されています。
ポイント
ブックオフ公式アプリをダウンロードすると、購入金額に応じて1%のポイントが付与されます。ポイントは、次回の購入に1ポイント=1円で利用できます。
また、毎月29日は「ブックの日」としてポイント還元率が5倍になるのでお得です。
直営店とフランチャイズ店の違い
ブックオフは、直営店とフランチャイズ店が出店しています。
直営店は店舗の規模が大きく立地が良い場所に建っていることが多いです。
そのため、直営店は、フランチャイズ店に比べて在庫の回転率が速いのが特徴です。
見分け方は、店舗URLを見ればわかります。
ショップNoの頭数字が2の場合、直営店になります。
例:https://www.bookoff.co.jp/shop/shop20348.html
ショップNoの頭数字が1の場合、フランチャイズ店になります。
例:https://www.bookoff.co.jp/shop/shop10348.html
値札の特徴を把握しよう
ブックオフには、値札の種類が2種類あります。
それぞれ、解説していきますね。
店舗統一された価格の商品ラベル
縦長の商品ラベルで商品情報が多く印刷されているラベルです。
こちらのラベルが、価格設定システムを使い価格が統一された商品ラベルになります。
ラベルには、下記の通り情報が印刷されています。
商品ラベル情報
- 取り扱い日
- 商品タイトル
- 商品識別色
- インストアコード
- カテゴリー
店舗判断で価格設定した商品ラベル
商品価格だけが乗っている商品ラベルです。
こちらは、店舗判断で価格設定した商品ラベルになります。
色が、「黒」・「緑」・「青」・「赤」と色分けされています。
この色分けの意味は、買取して値付けした日付になります。
つまり、店頭にこの商品が並んだ⽇となります。
下記の通り、色毎にいつ買取したか分かるようになっています。
商品識別色
- 黒色シール:1月~3月
- 緑色シール:4月~6月
- 青色シール:7月~9月
- 赤色シール:10月~12月
ここで重要な情報は、「取り扱い日」です。
この⽇付がわかれば、本せどり転売に役⽴つ3つのことがわかります。
1つ⽬は商品をリサーチする価値があるかどうかです。
店舗毎に差はあれどブックオフには⽇々せどらーが来ます。
⽇付が古いのに残っている商品というのは、他のせどらーが仕⼊れなかった商品である可能性が⾼いです。
つまり、残っている=「利益が出ない」or「回転が悪い」or「取り扱えな い」ということが予想できます。
そこから僕ができる事は、 商品で⽇付が古い物=リサーチ対象外という選別です。
リサーチする⽇付の⽬安ですが、1つ基準を作るとすれば仕⼊⽇の2ヶ⽉以内までとして下さい。
時間がある場合は、3カ月前、4ヶ月の商品もリサーチしても大丈夫です。
なお、全頭リサーチはしないでください。
商品量が多いので商品知識が付きません。
最初は、ジャンルを絞ってリサーチしていきましょう!
ジャンルの絞り方については、次の章で解説します。
また、1つテクニックとして店舗に⾏った⽇付をメモしておくこ とをお勧めします。
そうすることで、次回同じ店舗に⾏った際、前回⾏った⽇付以降の商品のみリサーチすれば良くなるためリサーチ時間が短縮でき ます。
次に、2つ⽬はライバルせどらーの有無です。
2ヶ⽉前の⽇付の商品がバンバン仕⼊れられる店舗なんかは、⽐較的ライバルが少ないと考えられます。そういう店舗はメモしておき、3ヶ⽉前、4ヶ⽉前の商品なんかもリサーチしてみましょう。
3つ⽬は店舗の商品回転スピードです。
例えば、店内の商品が⽐較的新しく、仕⼊もバンバンできる店舗は、買取量が多く商品の回転を⼤事にしている店舗である可能性が⾼いです。
そういう店舗は、⼀定の在庫期間が過ぎた商品は積極的に値下げしている可能性も⾼いです。
優良店舗なのでメモしておき積極的に仕⼊れに⾏きましょう!
本せどり転売の聖地ブックオフで仕入れのポイント
仕入れをマスターするには、下記の3つのポイントを考慮したうえで仕入れしていきましょう。
このポイントを抑えることで、仕入れられる量が格段に上がりますよ!
入れポイント
- 見るジャンルを絞る
- 在庫管理を徹底する
- 値付けの癖を把握する
それぞれ、解説していきます。
見るジャンルを絞る
本を仕入れようと思っても、ブックオフには大量の商品があります。
何から見ていいか分からないくなりますよね!
その場合は、見るべき商品を絞っていきましょう。
見る商品を絞ることで、何回も同じジャンルの商品を見ることになります。
そうすると商品知識が付きモノレートを見なくても値段と売れ行きが分かるようになります。
1つの商品ジャンルを極めた後は、違う商品ジャンルを開拓し、また極める。
これを繰り返すことで、本せどり転売をマスターすることができます!
見る商品を絞る際には、下記の項目を参考に絞っていきます。
絞る項目
- 商品ジャンル
- 発行所
- 陳列棚
ポイントは、項目を1つだけ使うのではなく、複数使い小さく絞ることです。
見る商品が絞られることで、商品知識が付くのが速くなります。
例えば、下記の通りに絞っていくことが重要です。
例
「商品ジャンルx発行所x陳列棚」
「漫画x100円コーナー棚x集英社」
在庫管理を徹底する
本は、利益額が少ないため、多くの量を販売しなければなりません。
そのため、仕入れる量が多くなり、抱える在庫も多くなります。
在庫量が増えてくると、同じ商品を購入してしまい過剰在庫になってしまうときがあります。
対策としては、在庫管理を行うことです。
在庫管理では、プライスターの使用をオススメしています。
プライスターは、Amazonに出品している在庫管理を行えるほか、自動価格改定など様々な機能を使えます。
また、クラウド上で動くので、インターネットが使える環境にあれば、PCとスマートフォンからアクセス可能です。
仕入れ先でも、リアルタイムで在庫を確認できるので重宝しています。
プライスターに関しては、下記の記事で詳しく解説していますので、ご確認ください。
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値付けの癖を把握する
ブックオフは、どこの店舗でも商品の価格を統一しています。
そのため、仕入れらる商品が見つかったら他店にも同じ商品を見つけて仕入れられます。
仕入れられる商品を蓄積していくほど、仕入れやすくなります。
また、トレンド商品などは、価格が改定されるのが遅いので、事前に目星をつけて仕入れることができます。
例えば、漫画の映画化などは、漫画本が価格が高騰するので重点的にリサーチをかけていきます。
仕入れしやすい時期
ブックオフには、仕入れやすい時期があります。
それは、下記の2つの時期になります。
仕入れ時期
- 買取が増える時期
- セール時期
それぞれ、解説していきます。
買取が増える時期
ブックオフには、買取量が増える時期があります。
そのときは、店舗に置ける量に限りがあるので、売れ残った商品は安く販売されることが多いです。
また、買取量が増えることは、仕入れられる商品も多く入荷することです。
買取量が増える時期は、下記の通りになります。
買取量が増える時期
- 12月~1月:年末年始の大掃除
- 3月:卒業シーズン
- 5月:ゴールデンウイーク
- 8月:お盆休みシーズン
- 9月:人事異動シーズン
長期休みの時は、大掃除が行われることが多いです。
そのため、読まなくなった本をブックオフに売りに出す方も多くなります。
卒業シーズンや人事異動シーズンでは、引っ越しを行う人が多くなります。
こちらも、読まなくなった本をブックオフに売りに出す方も多くなります。
この時期は、仕入れに行く回数を増やし、仕入れ量を増やすチャンスですね!
セール時期
ブックオフでは、年に3回「ウルトラセール」が開催されます。
ウルトラセール
- 1月:初売りセール
- 3月:決算セール
- 8月:お盆セール
店内の本全品が、20%OFFと熱いセールを行うので注目ですよ!
ブックオフのTwitterでは、セールの詳しい内容・日程を公開しているので、登録しておくことをオススメします。
各店舗で行われているセールも、ブックオフ公式サイトで見ることができます。
ブックオフは、決算シーズンに決済セールを行います。
値引きする理由は、決済前に財務状況を良くするために、在庫を減らして現金を増やしたいからです。
そのため、在庫を一斉に販売しようと大きな値引きに踏み込みます。
この時期も、仕入れに行く回数を増やし、仕入れ量を増やすチャンスですよ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
ここでは、本せどり転売のメリット・デメリットについて、理解いただけたと思います。
リスクも少ないので安心して始めることができます。
「本せどり転売って良さそう!」って思った方は、はじめちゃいましょう!
何事にも初めてみるのが大事ですよ!
また、本せどり転売の仕入れ方法についても
理解いただけたと思います。
せどり転売が始まったのは、ブックオフの本せどり転売からだと言われています。
本の内容を見ないで背表紙に記載されている
タイトルのみだけ見て購入することから、
「背取り⇒せどり」となりました。
せどり転売の源流になるものですね。
少ない資本から始められて、せどり転売の源流も学べるいいジャンルですね!
ぜひ、極めていただき稼いでいただきたいと思います!
次は、ジャンクせどり転売について、
下記の記事にて詳しく解説していきます。
こちらも、ぜひ、ご覧ください。
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最後まで、ありがとうございました。