今回の記事では僕、僕が実際に受けた偽物詐欺事件の概要とそこから学んだネット仕入れでの偽物販売業者の特徴を解説します。
正直まだキズが癒えていないのであまり書きたくないのですが、自分への戒めとこれ以上周りに被害者を出さない為に記事にしたいと思います。
フリマでのハダクリエ偽物事件
僕が実際に被害にあった詐欺事件の概要をお話をしたいと思います。
事件概要
僕が詐欺事件にあった商品はネットでも偽物情報がわんさか出てくるこの商品です。
そう。「日立 美顔器 ハダクリエ ホット&クール」シリーズです。
ネットでも「日立 ハダクリエ」と打つだけで「日立 ハダクリエ 偽物」が2番目の候補に出るくらい偽物の鉄板商品!
Amazonの商品レビューでも偽物を掴まされた購入者のレビューがずらり。
「今さらこんな鉄板商品に騙される人なんていないでしょ。」
今そう思いましたね・・・?
・・・。
ここにいます。
いや~、完全に騙されました。
それも目が飛び出るくらいの額を取られましたからね。
僕も以前までは
「偽物なんて掴まされる方が馬鹿。」
「詐欺なんて自分には無縁。」
なんて思っていた時期がありました。
詐欺師からしたら、そんな僕をだます事なんて赤子の手をひねるより簡単だったみたいです。
事件から学んだこと
この事件は結局購入したサイト運営側も消費者センターも警察でさえも僕に救いの手を差し伸べてはくれませんでした。
出てくる言葉といえば
「自己責任となる為、こちら側では介入できかねます。」
という決まり文句。
正直あまりの頼りがいの無さに少しイラッとしましたが、騙されたこちらにも非がある為何も言えません。
この事件で僕が学んだことは、
・世の中にうまい話は無い
・最後は自己責任
ということです。
当たり前のことですが世の中にうまい話なんて無いんですよね。
仮に比較的楽に稼ぐ方法をあなたが発見したとしてそれを誰かにわざわざ話しますか?ってことです。
冷静に考えれば誰でもわかることなのですが、儲け話が目の前に転がり込んできたときに人は冷静さを失います。
詐欺師は冷静さを失っている所に付け込んできます。
儲け話が来たときは即決せず、必ず一度立ち止まって考えるようにしましょう。
また、どんなビジネスでも言えることですが「全ては自己責任」になります。
本当に困った時、誰も助けてはくれません。
僕も今まで明確に意識できていなかった所ですが、今回の件で意識するようになりました。
偽物を掴まされない為のポイント
今回の事件を教訓に、偽物を販売している業者の特徴をまとめましたので参考にして下さい。
1つでも当てはまっている場合、偽物を疑う様にして下さい。
値段が以上に安い
偽物販売業者に最も多い特徴かと思います。
「独自のルートで仕入れているため安価に提供しております」等の理由を付けありえない価格で販売しています。
他の店舗より大幅に安く売っている場合は疑って下さい。
誤字・脱字が多い
偽物を販売している業者は表向きは日本人を装っていますが、中国人を筆頭に外国人であることが多いです。
その為、サイト内やメッセージのやり取り等に誤字・脱字や不自然な言い回しが目立ちます。
特に日本では使われていない漢字が使われている場合、中国業者の可能性が高いので疑って下さい。
代表者名、会社住所
インターネット上で商品を販売する場合、特定商取引法に従い代表者名や会社住所を記載する必要があります。
この記載が無い場合や、あったとしても代表者が外国人、本社が貸しオフィス等であった場合偽物を疑って下さい。
問い合わせ先のアドレス
問い合わせ先のメールアドレスがフリーメールアドレス(HotmailやYahooメール、Gmailなど)を使っている場合も怪しいです。
基本的に法人や事業レベルで行っている個人事業主の場合、独自のドメインを取っていることが多いです。
販売者の評価
購入前に販売者の評価・レビューを必ず確認して下さい。
偽物を販売している業者は評価に以下の特徴があります。
・過去に偽物を疑われた評価がある。
・評価が少ない。
特徴に当てはまる場合は偽物業者である可能性が高いので疑って下さい。
仕入元が不明
正規品の確信がもてない場合、販売者に仕入れ元を訊ねる事をおススメします。
正規店から卸してもらっている場合、すぐに答えられるはずです。
回答が無かったり、実際に存在しない業者を答えられた場合偽物だと思って間違いありません。
また、回答があった場合でもネットで実際に業者を検索して存在するか確認して下さい。
怪しい場合は卸業者に連絡し、実際に取引があるか確認してみるのも手です。
国際配送(配送日数が長い。送料が高い。)
国内発送では考えられない配送日数や送料が設定されている場合、偽物である可能性を疑って下さい。
偽物の多くは中国等から輸入されている為、配送に1週間以上かかることも珍しくありません。
海外から届く製品で真贋鑑定書等が付属しない製品はほぼ偽物だと思って間違いありません。
支払い先銀行口座名義
サイト内に誤字・脱字が無くても支払い先銀行口座名義が日本人ではない場合は注意して下さい。
最近の偽物業者のサイトは日本語に違和感なく作られているものも多いです。
ただ、支払い先銀行口座名義は偽造するのが難しい為、外国人が運営するサイトの口座名義は外国人になっていることが多いです。
支払方法
クレジットカードが利用できるか確認しましょう。
クレジットカードが利用できず、支払方法が銀行振込のみしか用意されていない場合で、個人名口座の場合は十分に注意しましょう。
シリアルNo.
シリアルナンバーについて明記されていない商品も疑って下さい。
購入する際は必ず販売者にシリアルナンバーを訊ねるようにして下さい。
回答が無い場合、偽物である可能性が高いです。
また、回答があった場合でも製造元に確認しそのナンバーが実在するか確認して下さい。
偽物ワードが入っている(フリマ、オークションサイト)
以下はフリマ、オークションサイトで多い特徴となります。
商品説明に下記のワードが入っている場合、偽物である可能性が高いので絶対に買わないで下さい。
(特に⑧までは偽物確定です。)
①コピー品
②フェイク品
③~風
④模倣品
⑤レプリカ
⑥スーパーコピー
⑦タイプ品
⑧ブート品
⑨知人から頂いた
⑩海外のお土産
⑪並行輸入品
⑫ノベルティ
特定の商品を安く扱っている(フリマ、オークションサイト)
偽物出品者の特徴として、数種類の商品のみを扱っている場合が多いです。
たいていのフリマアプリは過去の取引履歴も見れますので、出品者が過去に何を売っていたのかを確認しましょう。
同じ種類の商品を何度も販売している場合、その商品は偽物である可能性が高いです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はネット仕入れで偽物を掴まされない為のポイントを紹介しました。
仕入は完全に自己責任ですので、偽物を掴まされても誰も助けてくれません。
自己防衛が大切ですので、しっかりポイントを押さえておいて下さい。