この記事では、せどり転売における雇用・外注について経験者が解説しています。事業拡大するために人を雇用したい!作業時間を軽減するために外注化したい!…けどどうやったら良いの?という方向けの記事です。
はじめに
前回、せどり転売ビジネスで外注化は早めに取り入れた方が良いという話をしました。
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せどり転売で外注化を取り入れるべき理由とメリット・デメリット
この記事では、せどり転売における外注化のメリット・デメリットについて解説しています。業績を伸ばすなら外注化は必須です。これから外注化を考えているが踏ん切りが付かない、そんな方にオススメの記事です。 & ...
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せどり転売ビジネスは単純作業が多い為、外注化しやすいビジネスモデルです。
うん、良くわかった。しかしだよ?
雇用なんてしたことないし、周りに相談出来る人もいない。
一体どうすりゃいいの?!
殆どの方がこう思っているのではないでしょうか?
僕もそうでした(笑)
そこで今回、僕が実際に雇用したことのある外注方法を経験談も交つつ紹介します。
自分に適した外注方法が分かったらあとは外注に取り掛かるだけです!
せどり転売で外注化すべき業務
外注化する上で最初に考えなければいけないのが”何の作業を外注するか”です。
前記事で"自分がやらなくても良い作業を外注化する"と書きましたが、
せどり転売では具体的に何の作業にあたるでしょうか。
上図作業フローでいうと、外注し易いのは②検品~⑤梱包までの業務です。
理由は誰にでもできて、誰がやっても結果に差が出にくい作業だからです。
逆に①仕入は出来る人が限られ、結果に差が出やすい為外注化が難しい作業です。
具体的に説明します。
例えば検品は「キズや汚れが無いか/動作チェック」ですね。
これには道具もスキルも必要ありませんよね?誰にでも簡単にできる作業です。
これと比べて仕入れは、店舗ならスマホが必須となります。
またモノレートが読めるスキルも必要でしょう。
郊外店舗を回るなら車も無ければいけません。
結果についても仕入れは個人差が非常に出やすいので、
教育を間違えると全然仕入れられなかったり、赤字になることだって有り得ます。
このように誰にでも出来て、誰がやっても結果に差が出にくい作業は教育も簡単で安く外注出来ます。
まず②検品~⑤梱包までを外注化すること目標にしましょう。
せどり転売で外注化する方法
ひとことに外注化と言っても、やり方は様々です。
家族・友人に頼む方法からハローワーク、インターネットを利用する方法等があります。
僕が実際にやってみた方法を紹介していきます。
家族・友人に頼む
誰もが最初に考える方法かと思います。
僕も最初は友人5人にお金を支払って作業をお願いしていました。
この方法の一番のメリットは今すぐできることかと思います。
友人であれば声をかけて今日からでも働いてもらえます。
また、多少の時間の融通もしてもらいやすいでしょう。
デメリットは友人である為に不満を言いづらいことです。
友人であるが為に逆に気を使ったり、最悪友人関係にヒビが入ることもあります。
料金 | 無料 |
募集対象者 | 家族・友人 |
メリット | 採用コストがかからない 採用までに面倒な手間や期間がない 信頼関係が既にあるので、幅広い業務を頼める |
デメリット | 不満を言いづらい場合が多い 辞めてもらうのが難しい 友人関係に影響が出ることがある |
ハローワークに求人を出す
決められた書類を提出する等手順を踏む必要がありますが、間違いなく人が集まります。
僕も初め時給800円で募集を掛けたところ、2日に1回程のペースで応募がありました。
たまに「ハローワークだと人が集まらない。」と言っている方がいますが、
それは募集のかけ方が悪いだけだと思います。
ハローワークを使う一番のメリットは多くの地元求職者に見てもらえることです。
ハローワーク全体の1日の利用者数は15~20万人と言われます。
あなたの地域のハローワークにも連日多くの方がお仕事を探しに来ています。
無料でこれだけ多くの地元の方に見てもらえるのはハローワークだけです。
デメリットは地元以外の方に求人を見られにくいことです。
ハローワークは全国にある為、基本的に管轄する地域の求人情報しか掲載しません。
なので、全国から優秀な人材を採用したいと考えている場合はオススメしません。
また個人的には、他の方法に比べ応募者の年齢層が高い印象があります。
料金 | 無料 |
募集対象者 | 地元の求職者(若年層に弱い) |
メリット | 多くの地元求職者に求人情報を見てもらえる 採用コストがかからない 条件によっては助成金が出る場合もある |
デメリット | 採用までの各工程での手続きに手間がかかる 掲載できる情報量が少ないため、職場や仕事のイメージが共有されにくくミスマッチが生まれやすい |
求人サイトに求人を出す
インターネット上の求人サイトに求人を掲載する方法です。
有名なところだとマイナビ・リクナビ・Indeed等があります。
僕も"マッハバイト"に求人情報を掲載し2人採用した経験があります。
メリットは職場の雰囲気や細かな作業内容が伝えられる事です。
紙媒体に比べると、画像など非常に多くの情報を掲載する事が可能な為、
応募者と職場のイメージを共有しやすくミスマッチが起こりにくいです。
デメリットは費用がかかってしまうことです。
求人サイトは求人企業から料金を徴収して成り立っている為、費用がかかります。
掲載するだけで料金が発生したり、応募で発生、採用で発生と様々な形態があります。
費用が掛かっても早急に職場に適した人材を確保したい場合、非常に有効な方法です。
個人的には応募者の年齢層が若く、意欲が高い方が多い印象です。
若年層は基本的にネットで求人情報を見ているんですね。
料金 | 相場:1人雇用につき数万円(アルバイトの場合) |
募集対象者 | 全国の求職者(若年層に強い) |
メリット | 掲載できる情報が多い為、職場や仕事のイメージが共有されやすくミスマッチが生まれにくい サイトによってはスカウト機能等もあり、こちらからオファーが可能 |
デメリット | 費用がかかる |
クラウドソーシングサイトに求人を出す
インターネット上のクラウドソーシングサイトに求人を掲載する方法です。
有名なところだとクラウドワークス、ランサーズ、ココナラ等があります。
僕はよくクラウドワークスを利用します。
メリットは、
質の高い仕事を安く依頼できることです。
例えば商品リストの作成等の単純作業なら時給換算で500~600円程で依頼が可能です。
商品リスト作成は在宅ででき、時間の融通も利くので主婦層が安い金額で働いてくれます。
また、自社ECサイト制作もこの方法がオススメですよ。
サイト制作会社で働いているエンジニアの方がお小遣い稼ぎで登録しており、
会社を通すと倍くらいの値段がかかるところを半額の値段で制作してもらえました。
デメリットは、
悪い人材に当たると作業が進まない。情報漏洩の危険が有る。ということです。
クラウドワークスでの外注は直接顔を合わせない為、仕事が無責任な方も一定数おられます。
その為、指定した期日までに仕事が終わらないといった事がまれにあります。
また、ネットショップからの仕入れ代行等をお願いすると、
そのノウハウ目当てで応募してくる方もいます。
しかし、ノウハウをばらさずに作業を外注する方法もありますのでご安心下さい。
詳しいやり方は別記事でまとめたいと思います。
個人的には、非常にスキルが高い方が多く専門性が高い業務に向いている印象です。
料金 | 外注費の5~20% |
募集対象者 | 全国の求職者(スキルが高い人が多い) |
メリット | 質の高い仕事を安く頼めることが多い 単純作業であれば、非常に安い外注費で頼める 採用までの手続きが簡単 採用までの期間も短い |
デメリット | 仕事に無責任な方も一定数いる ノウハウ目当ての方がいる 作業を依頼する毎に手数料を取られるため、長期外注には向いていない |
まとめ
今回の記事では外注化する方法及びメリット・デメリットについて記載しました。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、適切な外注方法を選定して下さい。
もし、「どの外注方法が適しているのかわからない!」
ということがあれば、気軽に問い合わせからご相談下さい!
外注をうまく利用し、大きく稼いでいきましょう!