こんにちは。タカです。
今回はこれまでヤフオクやメルカリで売買していた方向けにAmazon販売の特徴・やり方について解説します。
Amazonって個人で出品できるイメージが無い方もいると思います。
でも、Amazonも個人で出品できるんです。
というより、ほとんどの方が個人出品者です。
ヤフオクやメルカリで売買しているのにAmazonを使わないのはもったいないです。
今回その理由と実際の出品方法までをまとめましたのでご覧下さい。
Amazonで出品するメリット・デメリット
初めにAmazon販売のメリット・デメリットについて解説します。
メリット
メリットについてですが、大きく分けて3つです。
1つ目が”集客力”です。
Amazonの集客力は半端じゃないです。
一般的にネットで物を販売するとなったらオークションならヤフオク、フリマならメルカリが浮かぶ方が多いと思います。
このヤフオクとフリマの利用者数ってどの位だと思いますか。
おおよそですが月間でヤフオクは2,500万人程、メルカリは2,000万人程です。
それに対し、Amazonは驚異の5,500万人です。
ヤフオクとメルカリの利用者を合計してもかなわないんです。
恐ろしいですよねAmazon。
ちなみにアメリカではAmazonの有料会員数だけで9,000万人を超えています。
これだけ利用者が多いAmazonですのでメルカリやヤフオクに比べて高く売れることが多いです。
2つ目が”FBAが使える”ことです。
FBAとは"フルフィルメント by アマゾン"の頭文字を取っており、Amazonが提供するサービス名です。
内容は出品者が商品をAmazonの倉庫に送るだけで 商品の保管・注文処理・発送・返品対応・カスタマー対応などの全てをAmazonが代行してくれるというものです。
一度Amazon倉庫に納品してしまえば、それ以降の作業は全てAmazonが代行してくれますので僕は仕入れ等の作業に集中できます。
特に商品を大量に捌く方には無くてはならないサービスです。
また、余談ですがFBAで発送される商品の送料は驚くほど安いです。
特に大きいものであればあるほど、全国にあり得ない価格で配送してくれます。
この格安の配送料金を利用できるのもFBAの魅力かなと思います。
FBAシステムやAmazon倉庫については下記の記事でも解説しています。
是非ご覧下さい。
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最後が"出品の容易さ"です。
Amazonは出品が難しいイメージを持たれている方がいると思いますが、そんなことは無いです。
新品の自己発送出品はヤフオクやメルカリより簡単です。
Amazon出品が簡単な理由は、既にある商品ページに相乗りして出品する為です。
既に商品ページがある為、商品写真や商品説明は無くても出品可能です。
ヤフオクやメルカリだと商品画像の撮影は必須ですが、Amazonはそれが省略できます。
FBAでの出品となると多少手間は増えますが、それでもそんなに難しくありません。
デメリット
次にデメリットですが、こちらも3つあります。
1つ目が"価格競争が激しい"ということです。
Amazonはメリットでも述べましたが非常に利用者数が多いです。
この利用者ですが、もちろん購入者だけでなく出品者も非常に多いんです。
また、出品者の質を見てもヤフオクやメルカリと違い不用品の売買で利用している層は少ないです。
業として販売している大口の出品者が多いので質が高いんです。
出品者の量・質ともに高いので、全国的なセールなどで半端な知識で商品を仕入れてしまうと間違いなく価格競争に巻き込まれます。
モノレート等で出品価格のグラフを見るとわかりますが、全国的に安売りされた商品なんかはすぐに価格が暴落します。
また、Amazonでは厄介なことにプラットフォーマーであるAmazon自身も販売をしています。
Amazonはプラットフォーマーということもあり非常に競争力が高いです。
時にありえない激安価格で商品を出品してきます。
レベルの高い出品者だけでなくAmazonも相手にして利益を出していくのは簡単ではありません。
価格競争に巻き込まれない方法については下記記事でまとめています。
是非ご覧下さい。
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2つ目が"商品によっては手数料が高い"ということです。
Amazonの販売手数料はカテゴリー別に設定されている為、一概には言えませんがカテゴリーによっては手数料が高くつくことがあります。
例えば書籍やCD、DVDの出品手数料は15%です。
この手数料はヤフオクやメルカリと比較しても高額です。
最後が"自分のアカウントのブランディングが難しい"ということです。
というのも、Amazonでは店舗という概念が他ECサイトに比べ希薄です。
その為、お客さんは「〇〇という店舗で買い物した」というよりも「Amazonで買い物した」という印象しかありません。
ヤフオク等であれば、高級ブランド品や、レアスニーカー等に特化したストアにすることで購入者に印象付けし、ファン化することができます。
ファンはリピーターになってくれますので、アカウントのファンが増えれば増えるほど売れやすくなります。
そういった、自社の色を出すことができないのは大きなデメリットかなと思います。
Amazonの出品アカウントについて
次にAmazon販売で必須となるAmazon出品アカウントについて解説します。
大口出品と小口出品
Amazonでは出品アカウントが2種類用意されています。
それが大口出品と小口出品です。
どちらもメリットとデメリットがありますが、ビジネスとしてAmazon販売していくなら大口出品アカウント一択になります。
その理由については次の記事で細かく解説していますので是非ご覧下さい。
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Amazonでの出品手順
実際にAmazonで出品する際の手順について解説します。
出品アカウント作成
先ほど、Amazonには大口と小口の2種類の出品アカウントがあることを説明しました。
ビジネスでAmazon販売に取り組む方は基本的には大口出品になると思います。
基本的な出品アカウントの作り方は次の記事で解説しています。
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【2019年最新版】Amazon出品アカウント作成手順を徹底解説!
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出品アカウントの初期設定
出品アカウントを作成したら、まず最初にやってほしいのが出品アカウントの初期設定です。
後でやろうと思っていると忘れて”売上金が振り込まれない"ということにもなりかねません。
今すぐやっておきましょう。
具体的なやり方については次の記事で紹介しています。
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商品出品
出品アカウントの準備ができたら、後は実際に出品するだけになります。
出品作業自体はそんなに難しくありません。
以下の記事で詳しく解説していますので、読んで1つ1つ丁寧に作業してみましょう。
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発送
最後は売れた商品を発送して取引完了です。
FBA出品の場合はAmazonが発送を代行してくれますが、自己発送で出品した場合は自分で発送する必要があります。
おすすめの配送配送方法については下記記事で紹介しています。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
個人でもAmazon販売するのは難しくないことがわかって頂けたと思います。
物販をしていてAmazonの集客力を使わない手はありません。
是非、Amazon販売に挑戦してみましょう。