03. 作業効率UP!納品情報まとめ

危険物商品とは。Amazon FBAに納品出来ない商品に対するスマートな対処法を公開!

この記事では、危険物としてFABに商品が納品出来ない場合の対処法を公開しています。正しい手順を踏めば、危険物では無い事を証明してFBAでの取り扱いを開始してもらえるかもしれませんよ。

 

 

 

 

はじめに

FBAは、とても便利なサービスですよね。

在庫を保管してくれて、注文が入ればスグに出荷してくれて、返品も受け付けてくれる。

自分が寝ていようが、遊んでいようが、いつだってAmazonが代わりに働いてくれる。

その上、FBAを利用して販売すると、Primeマークが付いて売れ行きも上がる。

簡単な要件を守り、フルフィルメントセンターに送るだけでサービス開始。

いいね!

 

格安料金でこんなサービスを受けられるっていうんだから、驚きです。

出来る事なら全ての商品をFBAを使って販売したい!そう思うのは当然ですよね?

 

ところが、フルフィルメントセンターに納品することが禁止されている商品があります。

それが、危険物です。

 

 

危険物とは

さて、フルフィルメントセンターのいう危険物とは、どんな物を指すのでしょうか。

危険物とは

成分中に可燃性・腐食性物質や加圧された物質、あるいは人体に健康被害を与えるおそれのある物質が含まれるため、商品保管時や取り扱い、または輸送時に、人体や安全性、環境に危険を及ぼす可能性があるものを指します。

Amazonセラーセントラルから引用

フルフィルメントセンターで爆発されたりしたら困りますもんね。

そういう恐れがある商品は、送ってこないでくれってことです。

 

FBAへの納品の仕方を紹介する際に、

エアダスターを納品しようとしたことが有りますが、あれは危険物でしたね。

加圧された可燃性ガスが入ってるからアウトってことかな?

 

 

Amazonでは定期的に危険物判定を行っている

在庫管理画面で「Amazonから出荷」を選ぶと、その商品が危険物か否か聞かれますよね。

“この商品は電池ですか?” “この商品は危険物に該当しますか?”

みたいな質問です。

出品者自らによる簡易的な危険物判定ですね。

いいえを選択することで、大抵の商品はFBAでの取り扱いが可能となります。

 

それとは別にですね、一度危険物ではないと判断された商品に対しても、

Amazonは定期的に危険物判定を行うんですよ。

 

出品者からの情報は正確なのかな?

安全データシートは提出されているかな?

カタログ情報にも危険物の記載がないかな?

 

もし、判断するのに十分な情報が無かった場合はどうなるか?

出品者に対して、安全データシート等の提出が依頼されます。

これを提出できない場合、該当商品のFBAでの取り扱いは保留になってしまうんです。

 

までFBAに納品できていたものが、ある日突然取り扱い不可になることもあるってこと!

 

 

何を危険物とみなすかは、Amazonの匙加減

上で例に挙げたエアダスターは理解できますよ。

あいつは誰が何と言おうと危険物です。

可燃性の上、圧縮されてますからね!めっちゃ危ない野郎ですよ。

 

ああいう分かりやすい商品なら良いんです。

まあね、こっちも仕入れる前からなんとなく分かっていますし?まあ問題ないですよ。

 

ところがどっこい、なぜこれが危険なの?とツッコミたくなる商品が出てきます。

Amazonで出品していれば、誰もが一度は経験すると思います。

 

危険物とみなされたか、危険物ではないと判断するに足る情報が無かったか。

何にせよ、このままでは納品できません。

 

 

危険物はどうやって売ったら良いか

FBAに納品出来ないからと言って、商品はもう手元にあるわけです。

どうにかして売らなければいけないですよね。

方法としては、次に紹介する2つが挙げられます。

 

自己発送で売る

FBAを使わなくてもAmazonには出品可能です。

在庫管理画面で在庫数を0以外の数字にすれば、販売は開始されます。

自宅に在庫し、注文が入った場合は自分で出荷しなければなりません。

 

小さい商品が数個であれば楽なんですけど、

大きな商品が何個もあるようだと場所も取るんで、げんなりします。

FBAと比べると送料も割高になりやすいですね。

 

それにしても、なんでFBAの送料ってあんなに安いんでしょうねぇ?

 

 

危険物判定を覆す

普段から良く取り扱う商品だったのに、急に危険物扱いになってしまった。

そういう時はこの方法がオススメです。

ただし、その商品がAmazonが指定する危険物の条件に該当している場合はダメですよ。

 

 

①Amazonセラーセントラルを開く

画面右上にあるヘルプを開き、検索窓に「危険物判定」と入力し検索。

検索結果に危険物判定作業が出てくるので、クリックして次へ進む。

 

 

 

②危険物審査の書類をアップロードをクリック

中ほどまでスクロールすると、危険物審査の書類をアップロードのリンクが有る。

これをクリックして次に進む。

 

 

 

③製品情報確認シートをダウンロード

製品情報確認シートをダウンロードする。

画面右側のリンクをクリックすればOK。

なお、後述するSDSをメーカーから入手出来ている場合、このシートは不要です。

 

 

 

④ダウンロードしたファイルを開いて編集する

日付、出品者ID(店名です)、作成者(必ず本名フルネーム)を入力して下さい。

法人であれば、会社名も記入しましょう。

 

 

続くページでは、危険物に該当するか否かの質問が続きます。

よく見て埋めていきましょう。

危険物に該当しない商品であれば、全ていいえとなるはずです

 

 

 

⑤安全データシート(SDS)

安全データシートとは

安全データシート(あんぜんデータシート、Safety Data Sheet、略称 SDS)とは、有害性のおそれがある化学物質を含む製品を他の事業者に譲渡または、提供する際に、対象化学物質等の性状や取り扱いに関する情報を提供するための文書。

国際的には国際連合化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)や ISO1104-1 で標準化されている。

Wikipediaから引用

メーカーは、危ない製品を作った場合には安全データシートを発行している。

これは、法令で義務付けられとるんです。

まともなメーカーなら、しっかり発行しているはずですよ。

逆に、危なくない製品であれば、安全データシートは発行されないってことです。

その場合は、③~④で紹介した製品情報シートを提出することになりますね。

 

この安全データシートですが、メーカーが秘密にしている情報ではありません。

HPで開示している場合も多いですし、問い合わせると発行してもらえたりします。

今回僕は、大手のプリンターメーカーに問い合わせしまして、

下図の通りSDSをダウンロードさせて頂きました。

 

 

 

⑥ファイルのアップロード

安全データシートか製品情報確認シートの用意が出来たら、

それらをアップロードしましょう。

 

製品情報確認シートをダウンロードしたページの真ん中くらいですね。

ファイルをアップロード出来るようになっています。

 

 

 

⑦審査開始

ファイルをアップロードしたら、ここから先はAmazonさんのお仕事です。

通常4営業日以内に審査は終了します。

 

審査が終了したら、登録しているメールアドレス宛に結果が届きますよ。

今回僕には、このようなメールが届きました。

 

なになに…

 

 

あ!

無事にFBAでの取り扱いが可能になってますね!

 

 

おわりに

冒頭でも述べた通り、FBAはメチャメチャ便利なサービスです。

これがあるから、我々せどらーは時間に縛られず自由に休みが取れるんです。

商品はなるべくFBAで捌きたいですよね。

 

理由の分からない危険物判定をそのままにせず、

品情報確認シートやSDSを送付して、判定を覆していくようにしましょう。

 

いいですか!?自己発送は奥の手ですからね!

 

 

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タカ

自分の知らない分野にも恐れず挑戦する開拓者。建築関係の仕事をしていたのに、畑違いの物販でも結果を出せるのは人一倍努力しているから。学習意欲が高すぎて、本を読みながら街を歩いていることもしばしば!副業で取り組んだせどりでも本業の収入を超えるのに3か月で達成。データ分析が得意。というか、やり過ぎなくらい分析してる。大量のデータに裏打ちされた独自のせどり論で荒稼している。仕事での海外経験も豊富で英語も堪能。豊富な海外経験からグローバルな視点を活かし、海外メーカーの代理店なども手掛けている。趣味のサーフィンも大会で上位に食い込むほどの実力者。←友人に評価してもらいました(>-<;)

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