03. 作業効率UP!納品情報まとめ

FBAマルチチャネルサービスとは。メリット・デメリットについても徹底解説!

 

こんにちは。タカです。

今回の記事ではFBA マルチチャネルのメリット・デメリットについて解説します。

FBAを利用している方なら1度は聞いたことがあるサービスでは無いでしょうか。

このマルチチャネルサービスは上手く使うことで、Amazon以外の他販路で販売した商品の物流コストを大きく節約することができます。

非常にメリットが大きいサービスになりますので積極的に使っていきましょう。

 

 

 

FBA マルチチャネルサービスとは

 

FBA マルチチャネルサービスとはAmazon 出品アカウントを持っている方のみが利用できる物流サービスです。

サービス内容はAmazon以外の販売経路で販売している商品の出荷・配送・在庫管理までを、Amazonが代行して運用してくれる物流サービスです。

つまり、自社ECサイトやヤフーショッピング等のAmazon以外の他販路で販売する際に活躍します。

 

出品アカウントを持っていれば利用するのに面倒な手続きは必要ありません。

Amazon以外の他販路でも販売しており、物流の外注を検討している方は利用する価値があると思います。

 

 

FBA マルチチャネルサービスのメリット・デメリット

FBA マルチチャネルサービスのメリット・デメリットについて解説します。

 

 

メリット

非常にメリットが多いFBA マルチチャネルサービス。

今回大きく分けてメリットを2つ上げてみました。

 

1つ目がなんといっても使い勝手の良さです。

Amazonで販売している方なら何のストレスも無く利用することができます。

基本的にはAmazonで販売する商品と納品の仕方や送り先のFC倉庫、管理画面も全て同じです。

発送手続きも、いつも使っているセラーセントラル画面から出来るため何の抵抗も無いと思います。

 

これが他の発送代行業者にお願いしようとすると、見積もりを取って、契約手続きをして、別システムで発送依頼をして・・・というように非常に手間がかかります。

また、Amazon販売用と別販路販売用で荷物の送り先も違う為、コストも割高になりがちです。

その点、納品方法やシステムが統合されているマルチチャネルサービスは非常に使い勝手が良いと思います。

 

 

2つ目が手数料の安さです。

FBA マルチチャネルサービスの手数料には「在庫保管手数料」「配送代行手数料」の2つがあります。

その名の通り、「在庫保管手数料」在庫を保管するのにかかる料金で商品サイズと保管日数から算出されます。

「配送代行手数料」ピッキング、梱包作業費、資材費、全国一律の配送費用、カスタマーサービス、返品処理費用まですべて含まれています。

この手数料がとにかく安いです。

特に「配送代行手数料」はちょっと異常な安さかなと思っています。(最近値上がりしましたが。)

 

例えば、僕は、最近32型のTVを大量に仕入れました。

 

 

このTVを北海道の人に送ろうとした場合の送料の比較は下記の通りです。

 

送料比較

ヤマト運輸:6,048円

佐川急便:4,374円

郵便局:取扱不可

FBA マルチチャネルサービス:1,393円

※条件

送り先:茨城県→北海道

サイズ:180サイズ(3辺合計175cm)

重量:約10kg

 

 

どうでしょうか。

最安の佐川急便と比較しても送料は約1/3以下です。

ヤマト運輸と比較した場合、割引率は驚異の77%OFFです。

配送料が高騰し続けている昨今、この価格で全国に送れるのはさすがAmazonです。

 

「在庫保管手数料」についても決して高くはないと思うので、基本的にはバンバンFC倉庫に納品しちゃうのが良いかなと思います。

 

 

デメリット

デメリットも2つ挙げてみました。

 

1つ目は小さな商品は割高になる場合があるということです。

FBA マルチチャネルサービスの最安送料は252円になっています。

ですので、定形外郵便やクリックポストで200円以下で送れるような商品を扱う場合は割高になってしまいます。

ただ高単価の商品は追跡が無い定形外郵便で送ることはおススメしません。

その為、低単価で小さいサイズの商品を送る際はFBA マルチチャネルサービスは割高ということになります。

※2019年2月よりFBA手数料が改定になっています。詳しくは記事を参照下さい。

 

Amazon FBA手数料改定(2019年2月)

輸送コスト上昇に伴い、AmazonでもFBA手数料の改定をするようです。まあ、仕方がないですよね。個人的な感想としては、「あれ?そこまで上がらないんだな」といった感じです。この記事では、FBA手数料の ...

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2つ目が配送業者、問い合わせ番号がすぐわからないということです。

FBA マルチチャネルサービスでは基本的に郵便局ヤマト運輸で発送されます。

どちらで発送されるかは、Amazon次第なので発送されるまで配送業者がわかりません。

また、配送業者がすぐわからないので購入者に問合せ番号をすぐに伝えられません

おおよそ配送業者と問い合わせ番号がわかるのが半日から1日後になります。

 

後、3辺合計が160cmを超えるサイズについては日時指定もできません

他販路で販売する場合は注意して下さい。

 

他販路での販売にあたりAmazonダンボールで届くことを心配される方もいます。

販売先によってはAmazonダンボールで商品が届くことでトラブルになることがあります。

しかし、その問題は無地ダンボールの利用申請で解決します。

別記事で無地ダンボールの利用申請について解説してありますので、忘れず申請しておきましょう。

 

FBA マルチチャネルサービスの無地ダンボール利用申請方法まとめ

こんにちは。タカです。 今回の記事ではFBAマルチチャネルを利用する人には必須となる無地ダンボールの利用申請方法について解説します。 申請自体は1分ほどで終わるほど簡単ですので、FBA マルチチャネル ...

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FBA マルチチャネルサービスの注意点

他販路での販売で非常に有効なFBA マルチチャネルサービスですが注意点もあります。

 

 

メルカリ、ラクマ等のフリマサイトでの販売にマルチチャネルは使えない

ご存知の方もいるかと思いますが、メルカリ、ラクマ等のフリマサイトでは手元に無い商品の出品を禁止しています。

これは無在庫転売を規制する為のルールかと思いますが、このルールでいくとFC倉庫内にある商品を販売することも出来ません

実際にFC倉庫内にある商品を出品し、マルチチャネルで荷物を配送してアカウント停止となった例もあります。

絶対にやらないようにしましょう!

 

 

Amazonから発送されていることはわかってしまう

FBA マルチチャネルサービスを利用するとダンボール外側に張られている配送ラベルにはAmazonの表記が出てしまいます

納品書のカスタムや無地ダンボールの利用はできるのですが、完全にAmazonの表記を無くすことはできません。

購入者によってはAmazonで買ってないのに、Amazonから荷物が届くことを不審に思う人もいます。

FBA マルチチャネルサービスで発送する場合には必ずAmazonから発送される旨伝えるようにしましょう

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

デメリットもいくつかありますが、他販路で販売する場合FBA マルチチャネルサービスは非常に有効かなと思います。

というより、在庫保管のコストや発送の手間、送料の比較等をすれば使わない手は無いかなと思っています。

Amazonで販売している方なら誰でも利用できるサービスですので是非利用してみて下さい。

他記事でFBA マルチチャネルサービスの使い方についても解説していますので、興味がある方は見てみて下さい。

 

FBA マルチチャネルサービスの使い方を徹底解説。他販路販売の物流コストを下げよう!

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タカ

自分の知らない分野にも恐れず挑戦する開拓者。建築関係の仕事をしていたのに、畑違いの物販でも結果を出せるのは人一倍努力しているから。学習意欲が高すぎて、本を読みながら街を歩いていることもしばしば!副業で取り組んだせどりでも本業の収入を超えるのに3か月で達成。データ分析が得意。というか、やり過ぎなくらい分析してる。大量のデータに裏打ちされた独自のせどり論で荒稼している。仕事での海外経験も豊富で英語も堪能。豊富な海外経験からグローバルな視点を活かし、海外メーカーの代理店なども手掛けている。趣味のサーフィンも大会で上位に食い込むほどの実力者。←友人に評価してもらいました(>-<;)

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