03. 作業効率UP!納品情報まとめ

FBA納品先の固定解除 送料の問題

2017年はFBAキャリアパートナー無料とかいう神イベントが有りましたね。なんと、FBA納品に掛かる際の送料がタダ!現在はというと、配送料が高騰して苦しんでおられるセラーも多いのでは?

 

 

必ず掛かる送料

通販するものにとって避けては通れないのが、送料である。

いくら買い物がネットを介して出来るといっても、

商品の受け渡しは物理空間で行われるのだから、こればかりは仕方がない。

 

近年ネット通販が拡大している理由として、実店舗よりも商品価格が安い事が挙げられる。

この話題でよく引き合いに出されるのが、家電量販店だ。

価格コムで調べると、おおよそ家電量販店では太刀打ちの出来ない価格設定がされた商品が山ほど出てくる。

ネット通販に掛かる送料や倉庫料が、実店舗の維持費と比べて格段に安い。

つまり、送料と店舗維持費を比較したとき、送料の方がずっと安いということ。

これを支えてきた運輸会社には頭が上がらない。

 

 

FBA納品先固定解除という悪夢

Amazonセラーを苦しめる送料の高騰だが、輸送各社の値上げによるものだけではない。

FBA納品先の固定が解除されたことにより、

遠方のフルフィルメントセンター(FC)へ配送せざるを得ない事がある。

これが中々痛い。

 

納品先が近場になるまで待つ。ひたすら粘れば良い、とおっしゃる方もいるだろう。

しかし、いつ近場のFCを指定されるかも分からないまま、販売を先延ばしにするのは如何なものか。キャッシュフローの側面からも、早々に販売を開始して売り切るべきではなかろうか。キャッシュフローの悪化は、経営の悪化に直結する。そこまでのリスクを冒すのであれば、高い送料を払ってでもFCに送ってしまった方が良い、というのが持論だ。

商品個数を調整する等して、配送先FCを変えるテクニックもあるにはあるが、所詮小手先のテクニックであり、Amazonがアルゴリズムを変えれば通用しなくなってしまう。

そんな不安定なものに左右される経営であってはならない!

配送料が上がった分は、時間が経てば販売価格に上乗せされるであろうが、それにはまだ時間が掛かる。

現在はというと、販売者側が工面しているというのが実情だ。

すぐに価格を上げてしまっては消費者の購買意欲の低下を招くし、なにより価格を上げずに自腹を切り続けるセラーがいる以上は、価格競争で負けてない為にこちらも自腹を切らねばならない。

イメージは消費税の増税に近いかもしれない。

公共事業として還元されない分、性質は悪いが。

 

何故FCの固定は解除されたのか

FCの固定解除は、倉庫間での納品数に大きな偏りがあった為と言われている。

輸送代行業者が全国から大量に荷物を集め、それを関東のFCに納品していた実態があるので、信ぴょう性はありそうだ。

現に、FCの固定を解除されたとたん、輸送代行業大手のCC便は運営停止に追い込まれてしまった。

 

こういった背景からも、今後再びFCの固定化が実施されることは無いと考えられる。

固定化をすれば、必然的にCC便のような輸送代行業者が現れるからだ。

いたちごっこだ。

 

ITの巨人恐るべし

しかしながら、Amazonの身の振り方ひとつで会社がいくつも吹き飛んでしまうのだから、恐ろしい。

ひとつの企業に依存しすぎる事の弊害なのだろう。

我々せどらーもAmazonに依存し過ぎてはいけないと思ってはいるが、いかんせん他のチャンネルと比べると売れ行きに差がありすぎる。

Amazonがプラットフォームとして強すぎるのだ。

 

 

FBA 納品先までの輸送料を少しでも減らすには

輸送費を削減するにはまとめ送りが基本だ。

かといって、一定の物量に達するまで溜めておくようでは、先ほど述べた通りキャッシュフローが悪化するので経営としては本末転倒という他ない。

こちらを立てればあちらが立たず。なんとももどかしい。

 

タカでは、近くのFCへの配送は自社便を使う

そもそも、トラックを購入したのはこれが目的。

FBAキャリアパートナー無料キャンぺーンが終わった場合、月々の送料が幾らになるのか試算したところ、トラックを購入・維持した方が安かったのだ。

ひと月の納品量が160サイズx200箱。事業開始から4か月目の話。

(毎週この量送っていた)

これからBtoBを始めてもっと物量を増やそうと画策している時だったから、なおのこと。

トラックを手に入れることはマストだった。

 

当時は、FC固定がされていたので、非常にやりやすかった。

毎週1本、トラックを走らせるわけだが、往復しても掛かる費用は2万円程度。

これをチャーター便で走らせた場合、8~13万円と見積もりをもらったことがある。

ヤマト便、JITボックス便、パレット便等、世の中には格安を謳う配送手段があるが、自社便以上に安い配送方法は存在しないと痛感した。

無論、一定量の積み荷が無ければいけないが。

 

この送料の安さがタカの強みです。

同じ価格で仕入れても、送料で差をつけられる。価格の競争力もここから生まれる。

 

FC固定後

自社便は、FCの固定ありきで行ったことだった。

FC固定解除は、想定外の出来事で、散々苦しめられた…

 

指定先をある程度コントロールできるとはいえ、一月以上もの間大阪に固定されてしまった時期もあり、この時はさすがにヤマト便を使った。

Amazonに問い合わせ、組織と各個人でアカウントを持つ事がOKされたので、うまい事近場のFCが指定されたアカウントに納品する、というようなことをやっている。

納品の手間も増すし、出来る事ならやりたくない。

 

とはいっても、これも所詮は小手先のテクニックだ。

Amazonのさじ加減一つで通用しなくなってしまう。

 

近場なら自社便を走らせ、遠方は運送会社に依頼する。

現状で打てる手はこんなもんだ。

 

 

副業レベルなら悩まなくても良さそう

散々書き殴ってみたが、結局のところ副業レベルなら悩む必要はない。

ヤマト便でガシガシ送ってやればいい。

実際、それでも利益は残るし、十分な額稼げる。

つい先ほど、160サイズで9箱ほど標準品を送った。

ヤマト便で八王子に向けてだ。

掛かった送料はたったの5000円。

 

送料云々で悩むのは、もっと物量が増えた時でOK!

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

タカ

自分の知らない分野にも恐れず挑戦する開拓者。建築関係の仕事をしていたのに、畑違いの物販でも結果を出せるのは人一倍努力しているから。学習意欲が高すぎて、本を読みながら街を歩いていることもしばしば!副業で取り組んだせどりでも本業の収入を超えるのに3か月で達成。データ分析が得意。というか、やり過ぎなくらい分析してる。大量のデータに裏打ちされた独自のせどり論で荒稼している。仕事での海外経験も豊富で英語も堪能。豊富な海外経験からグローバルな視点を活かし、海外メーカーの代理店なども手掛けている。趣味のサーフィンも大会で上位に食い込むほどの実力者。←友人に評価してもらいました(>-<;)

-03. 作業効率UP!納品情報まとめ

© 2024 タカのせどり教室 Powered by AFFINGER5